更新 2026-08-21 04:06 JST 緊急 57

週後半の電力は北海道を注視、中東の石油・LNGは代替余地小さく

全国の数字をひとまとめに見るより、今回は北海道の8月25日17時に目を向ける必要があります。21日から27日までを通した完全な7日間の見通しで、7日間の最低広域予備率見通しは 3.4%です。これは期間内で最も余裕が小さくなる特定の日時と地域の予測です。21日当日の最低見通しは、中部・北陸・関西・中国・四国・九州共通ブロックの18時30分に5.8%です。対象の異なる二つの見通しを分けて読み、次の更新で25日の最低地点が維持されるかを確かめます。

電力の短期見通しとは別に、中東では石油・LNGの供給と主要航路の輸送に同時に負荷がかかり、別経路や代替供給で支障を吸収する余白も小さい危機水準です。原油を確保した後の燃料への加工・流通にも厳しさが表れています。現在危機度57は国内の電力余力や在庫なども含む評価で、中東側の圧力とは分けて捉えます。国内では発電用LNG在庫が前年同期を12.4%上回っており、改善の手掛かりは主要航路の船の流れが戻って続くことと、燃料製品の需給圧力が緩むことです。