今日のリスクはどこから来ているか
経済産業省の中東情勢対応ポータル稼働と強い海運警戒に加え、国内では当日の電力需給余力が主な注意材料です。
この日はニュースまとめへの移行前に保存された、旧形式の「今日の読み解き」です。
電力の余裕は21日午後に最小、中東の石油・LNG供給網は危機水準
8月21日16時、中部・北陸・関西共通ブロックが、これから7日間の電力需給で最も余裕の小さくなる地点です。20日から26日までの見通しでは、広域予備率はこの時点に3.9%と見込まれています。20日当日の最低見通しは18時30分の別ブロックで5.6%です。それぞれ特定の日時と地域に限った予測として読み、次の更新で最低地点がどこへ動くかを確かめるのが今日の要点です。
国内の確認点とは別に、中東では石油・LNGの供給と海運、さらに原油を実際の燃料へ加工・流通させる段階まで負荷が及び、危機水準です。主要航路を使える余地が小さく、別経路や代替供給で支障を受け止める余白も狭まっています。これは海外側の圧力であり、日本国内の現在危機度57とは評価範囲が異なります。国内では発電用LNG在庫226万トンが確認されており、次は船の流れと燃料市場の圧力がともに緩むかを見極めます。