今日のリスクはどこから来ているか

現在危機度は54の「警戒」で、中東海運リスク、経済産業省の対応ポータル稼働、発電用LNGの備えの低下が主な要因です。

2026-08-19 07:12 JST
2026-08-19のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒54、7日間の最低広域予備率見通しは 4.6%、構造的な弱さは緊急56。主な要因は中東海運リスク、公式ポータル稼働、発電用 LNG バッファ低下です。
更新 2026-08-19 07:12 JST 警戒 54

7日見通しは20日夕方が焦点、中東の石油・LNGは代替余地狭く

今週の電力需給は、8月20日18時30分の中部・北陸・関西・中国・四国・九州共通ブロックに注意を向ける局面です。19日から25日までを覆う7日間電力需給見通しでは、この日時の広域予備率4.6%が期間内で最も低くなると見込まれています。19日当日は同じブロックの18時に8.6%が最低となる予測です。今日と翌日の数字を混ぜず、20日夕方の予測値や対象地域・時刻が更新後にどう動くかを見ることが大切です。

もう一つの焦点は、中東から石油やLNGが送り出され、海上を運ばれるまでの流れです。船舶位置情報によるホルムズ海峡の通航推計は平時を大きく下回り、公的な航行警戒も続いています。産地側の送り出しも弱いため、主要航路の回復に加えて、石油とLNG双方の供給が持ち直す必要があります。別経路や代替供給で新たな支障を吸収する余白も小さくなっています。国内の現在危機度は54の「警戒」です。今後は船の流れが継続して戻り、石油とLNGの送り出しも持ち直すかを見極めます。