今日のリスクはどこから来ているか
中東海運への警戒と経済産業省の対応ポータル稼働が現在危機度を押し上げています。発電用LNG在庫も前年同期をやや下回っています。
13日夜の北海道、7日間需給見通しで最低予備率
明日夜は、北海道の電力需給を確かめる時間帯です。12日から18日までの見通しがすべて確認され、この期間で広域予備率が最も低くなるのは13日です。対象時刻は19時です。予備率は7.5%と見込まれています。北海道の特定時点を示す予測として捉え、次の更新では数値の上下だけでなく、最低となる日時や地域が移るかも確かめると、週後半の焦点をつかみやすくなります。当日分の最低値とは対象期間が異なるため、分けて見ることが大切です。
電力需給の見通しとは別に、現在の警戒を支える中心には中東海運リスクがあります。ホルムズ海峡のAIS推計によるタンカー通航の直近1週間平均は、危機前の平常時比3.5%です。AIS妨害の影響を含む可能性があり、海運当局の警戒や航行注意も継続しています。国内では経済産業省の中東情勢対応ポータルが稼働し、発電用LNG在庫は前年同期を0.5%下回っています。現在危機度は52の「警戒」で、海運警戒と発電用LNG在庫の動きを需給予測とは分けて追う局面です。