今日のリスクはどこから来ているか

現在危機度は54で「緊急」です。主な説明要因は中東海運リスク、経済産業省の公式ポータル稼働、当日の電力需給タイト化です。

2026-08-11 06:57 JST
2026-08-11のエネルギーリスク見取り図。現在は緊急54、7日間の最低広域予備率見通しは 5.3%、構造的な弱さは緊急56。主な要因は中東海運リスク、公式ポータル稼働、電力需給タイト化です。
更新 2026-08-11 06:57 JST 緊急 54

北海道11日夕方に需給の焦点、中東海運警戒も継続

週の入り口で最も余裕が小さくなる見通しが示されたのは、北海道の8月11日17時です。8月11日から17日までを覆う完全なOCCTOの7日窓では、7日間の最低広域予備率見通しは 5.3%です。北海道のこの時刻を対象に選ばれた期間内最低値なので、週の状況を読むうえでは、次回更新で値そのものに加えて、最低となる日時や地域が移るかを見ていく必要があります。当日分でも同じ時刻が最低になる見通しで、まずは11日夕方の推移が焦点です。

全体の危機度を押し上げている別の軸は、中東の海運警戒です。ホルムズ海峡のタンカー通航7日平均は、AISによる確認・推計で危機前平常時比2.4%となっており、AIS妨害の影響を含み得る値です。UKMTOの警戒レベル3に加え、MARADとIMOの注意情報も続いています。国内では経済産業省の中東情勢対応ポータルが稼働しており、現在危機度は54の「緊急」です。短期の電力需給と海運を別々に追い、それぞれの更新を確認するのが今日の読み方です。