今日のリスクはどこから来ているか

現在危機度52の主因は中東海運リスクです。経済産業省の対応ポータル稼働と、発電用LNG在庫の前年同期比0.5%減も現在の状況を構成しています。

2026-08-10 07:02 JST
2026-08-10のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒52、7日間の最低広域予備率見通しは 7.2%、構造的な弱さは緊急56。主な要因は中東海運リスク、公式ポータル稼働、発電用 LNG バッファ低下です。
更新 2026-08-10 07:02 JST 警戒 52

7日間電力需給、11日13時30分の東京で予備率7.2%の見通し

8月10日から16日までを通した電力需給予測で、最も低い広域予備率は11日13時30分の東京に現れる見込みです。値は7.2%で、7日分がそろった予測の中から選ばれた最低値です。東京のその時刻に限った見通しとして捉え、今週全体の状況と混同しないことが大切です。次回の更新では値の上下に加え、最も低くなる日時や地域が動くかを確認すると、週の変化を捉えやすくなります。

電力の週間見通しとは別に、現在危機度52の中心にあるのは中東の海運警戒です。船舶位置情報から推計したホルムズ海峡のタンカー通航7日平均は、危機前の平常時比2.4%で、位置情報への妨害の影響を含む可能性があります。英国の海運当局による警戒や米国の航行注意、国際海事機関の情報提供も続いています。国内では経済産業省の対応ポータルが稼働し、発電用LNG在庫は200万トン、前年同期比0.5%減です。明日の東京の予測と、中東航路や国内燃料余力の更新を切り分けて追うことが今日の要点です。