今日のリスクはどこから来ているか
現在危機度は警戒の52です。中東海運リスクを中心に、経済産業省の中東情勢対応ポータル稼働と発電用LNG在庫の前年同期比低下が背景です。
週明け10日19時、7地域共通ブロックの広域予備率に注目
週明けに視線を置くなら、8月10日19時の広域予備率です。8月9日から15日までを覆うOCCTOの完全な7日窓では、東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州共通ブロックが期間内の最低値を示す見込みです。7日間の最低広域予備率見通しは 9.4%です。地域と時刻を限った予測として、当日だけでなく週を通じた変化を捉え、次回更新で最低値の日時や地域が移るかを追うことが要点です。
短期の電力見通しとは別に、現在危機度を押し上げている中心は中東の海運リスクです。UKMTOの警戒レベル3に加え、MARADの航行注意とIMOのホルムズ警戒が続き、AIS妨害の影響を含み得るタンカー通航7日平均は危機前平常時比2.4%です。国内では発電用LNG在庫が200万トンで、前年同期を0.5%下回ります。電力の見通しと燃料調達は別々の軸で読み、今週は広域予備率の更新と海運警戒の継続をそれぞれ確かめる局面です。