今日のリスクはどこから来ているか
中東海運リスク、METIポータル稼働、関西の電力需給タイト化が現在危機度を55に押し上げています。前日よりも危機度は下がりましたが、外的な緊張は継続しています。
緊急域内で9ポイント改善、週内リスクは69を維持
本日、日本エネルギー危機ウォッチの現在危機度は前日比9ポイント低下の55となり、「緊急」のなかでも落ち着いた水準に移りました。関西エリアでの当日の電力余力低下が前日に比べていくぶん和らいだことが主な要因です。ただし、中東海域の海運警戒や政府の中東情勢対応ポータル稼働といった外的要因はいまもスコアを押し上げており、緊急評価から脱したわけではありません。
一方、今後7日間のエネルギーリスクは69と、依然として「緊急」の高い水準にあります。これは、東京エリアで7月22日夕方の広域予備率が0.8%へ落ち込むというOCCTOの予報が直接の引き金です。全国でみれば発電用のLNG在庫は潤沢ですが、特定の地域と時間帯に需要が集中する夏場の構造的な弱さは解消されておらず、週内の需給動向から目が離せません。