IEA備蓄シグナルとホルムズ警戒が加わり危機度44に悪化 ― 国内燃料バッファに二重の重圧
石油備蓄の減少や発電用LNG在庫の前年割れがじわりと続くなか、ホルムズ海峡周辺ではUKMTOやIMOによる警戒情報が強まり、さらにIEAが加盟国による協調備蓄放出を確認するシグナルが新たに観測されました。これらの重なりが現在危機度を前回の35から44へ押し上げ、国内の燃料面への重圧が一段と強まっています。
週内の見通しに目を向けると、7月10日夕方の東京エリアで広域予備率は11.3%まで低下する見込みで、今後7日間リスクは54と一段高い水準です。原油輸入の84%を中東に依存する日本にとって、構造脆弱性は65と依然として厳しく、海運リスクの継続と国内バッファの乏しさが先行き不安を引き起こしています。