今日のリスクはどこから来ているか

石油備蓄の低水準と中東海運リスクが続く中、来週の電力需給がタイト化する見通しです。

2026-07-03 07:02 JST
2026-07-03のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒44、今後7日間は警戒50、構造的な弱さは緊急65。主な要因は石油バッファ低下、中東海運リスク、発電用 LNG バッファ低下です。
更新 2026-07-03 07:02 JST 警戒 44

来週中部で予備率14.4%の見通し、LNG在庫前年割れと海運リスクが重なる

今日注目したいのは、来週7月7日夕方の中部エリアで広域予備率が14.4%まで下がる見通しです。全国の供給力は147.9ギガワットと需要を上回っていますが、エリア単位での余力の薄さが一段と鮮明になりました。

石油の国家備蓄や発電用LNG在庫が前年を下回る水準にあることに加え、紅海やホルムズ海峡での海運警戒は収まっていません。灯油やLPガスの家計負担も高止まりし、目先の落ち着きの裏で警戒を緩めにくい構図が続いています。