今日のリスクはどこから来ているか
石油バッファ低下が最大要因で、中東海運リスクと公式ポータル稼働が続いています。現在危機度は42で警戒水準です。
国内バッファを点検する局面、危機度は小幅低下も構造脆弱性は高止まり
今日の焦点は、危機度の小幅な低下よりも、国内の燃料バッファをどう見ておくかです。現在危機度は42と前回から1ポイント下がり、今後7日間リスクも43へ低下しました。石油の国家備蓄は3,542万kL、石油備蓄合計は5,929万kLで、発電用LNG在庫は211万トンです。目先の数字は過度な警戒を示す動きではありませんが、余裕を測る材料は引き続き確認が必要です。
背景には、中東航路の警戒が続くなかで、日本の原油調達が中東に大きく依存している構図があります。UKMTO、MARAD、IMOの情報はいずれも海運リスクの継続を示し、国内では中東情勢に関する公式ポータルも稼働しています。次に見るべき点は、航路警戒が調達環境の不確実さとして残るなか、週間の広域予備率や燃料在庫が落ち着いて推移するかです。