今日のリスクはどこから来ているか
石油備蓄の薄さが現在危機度を押し上げる主因です。加えて、中東の海運警戒と公式ポータルの稼働が、調達環境への注意を残しています。
生活影響は限定的に見つつ、燃料バッファと中東航路を点検
今日確認したいのは、暮らしへの影響を大きく見積もることより、燃料の下支えが厚くない状態で海外の航路警戒が続いている点です。現在危機度は43で前回から横ばいですが、国家備蓄は3,542万kL、発電用LNG在庫は211万トンと、国内側の余裕を測る材料は引き続き注意を要します。
電力需給では、27日の当日最低広域予備率が北海道で22.0%と示され、目先の需給が急に悪化している形ではありません。次に見るべきは、28日夜の東京エリアで7日見通し最低の12.3%が見込まれる時間帯と、ホルムズ海峡周辺を含む中東海運リスクの継続です。構造的な弱さは65で、警戒を解く材料はまだ乏しいです。