今日のリスクはどこから来ているか
石油備蓄とLNG在庫の減少に中東海運リスクや公式ポータル稼働が重なり、先行きの危機感を押し上げています。
先行きリスクが緊急水準に急伸、薄い燃料備蓄と海運警戒が重荷
19日午前7時更新の監視で、今後7日間の危機指標が65へ急上昇し、「緊急」区分に入りました。前回48からの跳ね上がりの背景には、石油備蓄と発電用LNG在庫の減少が続いていることに加え、中東の海運リスクが長期化している事情があります。卸電力のシステムプライスも18円と高めに推移しており、需要家への価格圧力もくすぶっています。
一方、本日現在の危機度は46と「警戒」で横ばいですが、構造的な危うさを測る指標は71と依然「緊急」が続いています。先行きの焦点は、週間見通しで北海道エリアの予備率が14.2%まで下がる時間帯があることや、ホルムズ海峡を経由する燃料輸送の不確実性です。目先の需給に余裕があっても、燃料の備蓄が薄い状態ではわずかな変調が警戒感を強めるため、数日単位の変化を見逃さない必要があります。