今日のリスクはどこから来ているか

石油バッファ低下(国家備蓄4,102万kL)と中東海運リスク(UKMTO警戒3、MARAD注意継続)、発電用LNG在庫の前年比-19.3%が主因です。

2026-06-12 07:11 JST
2026-06-12のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒41、今後7日間は警戒46、構造的な弱さは緊急71。主な要因は石油バッファ低下、中東海運リスク、発電用 LNG バッファ低下です。
更新 2026-06-12 07:11 JST 警戒 41

来週16日、東京エリアの予備率10.9%に要警戒 ― 危機度は41で横ばい

来週16日の東京エリアでは、1週間の需給見通しのなかで最も厳しい予備率10.9%が予想されています。足元の電力需給は落ち着いており、本日中の最低広域予備率は北海道の19.5%と余裕があります。しかし、石油備蓄の手薄さや発電用LNG在庫の前年割れ、中東航路をめぐる警戒情報が続いており、これらの要因が重なって現在危機度は41の警戒水準で推移しています。

国際的にはIEAが加盟国による石油備蓄放出を続けており、METIも中東情勢対応ポータルを稼働するなど、制度的な警戒態勢も維持されています。来週にかけての電力需給が一段と厳しくなる可能性があるため、今後7日間のリスクは46と足元よりやや高く、構造的な脆弱性も緊急レベルにとどまっています。