今日のリスクはどこから来ているか
石油備蓄と発電用LNG在庫の薄さに、中東海運リスクの継続が重なっています。現在危機度は横ばいですが、構造的な弱さは高い水準です。
生活影響は限定的でも、燃料の余裕に注意残る
きょうの焦点は、日々の生活に直ちに広げて受け止める話ではなく、国内の燃料の余裕が薄いまま残っている点です。現在危機度は41で前日と同じ警戒水準です。発電用LNG在庫は195万トンで、前年同期を15.9%下回っています。電力や燃料の利用そのものより、備えの厚みを確認する局面です。
今後7日間リスクは43に下がり、現在危機度との差は小さくなりました。電力需給では、7日見通し内で東北の広域予備率が6月1日17時に7.6%となる時間帯が示されています。あわせて中東の海運警戒や石油備蓄の薄さが残るため、次に見るべき点は、短期の電力余力と燃料バッファが同時に改善するかです。