今日のリスクはどこから来ているか

石油備蓄と発電用LNG在庫の薄さに、中東海運リスクの継続が重なっています。現在危機度は横ばいですが、構造的な弱さは高い水準です。

2026-06-01 07:07 JST
2026-06-01のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒41、今後7日間は警戒43、構造的な弱さは緊急71。主な要因は石油バッファ低下、中東海運リスク、発電用 LNG バッファ低下です。
更新 2026-06-01 07:07 JST 警戒 41

生活影響は限定的でも、燃料の余裕に注意残る

きょうの焦点は、日々の生活に直ちに広げて受け止める話ではなく、国内の燃料の余裕が薄いまま残っている点です。現在危機度は41で前日と同じ警戒水準です。発電用LNG在庫は195万トンで、前年同期を15.9%下回っています。電力や燃料の利用そのものより、備えの厚みを確認する局面です。

今後7日間リスクは43に下がり、現在危機度との差は小さくなりました。電力需給では、7日見通し内で東北の広域予備率が6月1日17時に7.6%となる時間帯が示されています。あわせて中東の海運警戒や石油備蓄の薄さが残るため、次に見るべき点は、短期の電力余力と燃料バッファが同時に改善するかです。