今日のリスクはどこから来ているか
Brent原油が116.7ドルと高水準で推移し、石油備蓄の低さや中東海運警戒が重なり、リスクを押し上げています。
北海道26日夜の予備率7.6%、先行リスク66で緊急続く
向こう1週間の電力需給見通しで、最も厳しい時間帯は5月26日19時の北海道です。広域予備率は7.6%まで下がる見込みで、当日の最低値が11.1%だった東京エリアに比べて余力の乏しさが際立ちます。この差が、現在の危機度44と今後7日間リスク66との22ポイントの開きに表れており、目先の安定感だけでは測れない先行きの重みを示しています。
先行リスクを押し上げているのは、Brent原油が116.7ドルと直近90日の平均を25%以上も上回る高止まりに加え、石油備蓄の水準が低いこと、そして中東海域でUKMTOやMARADによる航行注意が続いていることです。これらは国内の燃料バッファの乏しさとも重なり、構造的な脆弱性を示す指数を70に据え置く要因となっています。今週は、26日夜の北海道需給の進展と、燃料在庫や海運リスクの変化に注意が必要です。