今日のリスクはどこから来ているか

地域の電力余力低下で現在危機度の下限45が維持される一方、原油高・石油在庫低・海運リスクによって先々のリスクは67に達しています。

2026-05-24 07:00 JST
2026-05-24のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒45、今後7日間は緊急67、構造的な弱さは緊急70。主な要因は電力会社当日予備率が地域で低下、原油市況ストレス、石油バッファ低下です。
更新 2026-05-24 07:00 JST 警戒 45

先行リスク67に再上昇、北海道26日夜の需給逼迫が焦点に

5月26日夕方の北海道で、1週間先までの最低広域予備率が見通し7.6%にとどまり、週内の電力需給が一段とタイトになる見込みです。これに国際原油相場の高止まりや石油備蓄の低水準、中東航路の警戒が重なり、エネルギー危機の先行リスクを示す指数は前日から6ポイント高い67(緊急)となりました。

足元の供給を示す現在危機度は45(警戒)で横ばいです。5月23日の実績では北海道で予備率9.8%を記録しましたが、今日24日は東北エリアで電力会社が電力余力の低下を予報しており、指数の下限がこの水準に留まっています。現在の危機度と先行リスクの差は22ポイントに開き、ガソリンや灯油の小売価格も高水準が続く中、週内の燃料在庫と海運の動向が一層の焦点です。