今日のリスクはどこから来ているか

原油市況ストレス、石油バッファ低下、中東海運リスクが主要要因です。

2026-05-22 07:10 JST
2026-05-22のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒46、今後7日間は緊急57、構造的な弱さは緊急70。主な要因は原油市況ストレス、石油バッファ低下、中東海運リスクです。
更新 2026-05-22 07:10 JST 警戒 46

電力需給の改善で現在危機度が46に低下、週内リスクも57へ後退

5月21日の当日最低広域予備率が7.7%と前日の6.1%から回復し、現在危機度は46(警戒)まで下がりました。前回50からの4ポイント低下は、地域的な電力逼迫が後退したことを受けています。これに伴い、今後7日間リスクも73から57へと16ポイント低下し、緊急圏ながらも圧力が和らぎました。

しかし、Brent原油は116.7ドルと高止まりし、中東海域の海運警戒レベルも高いままです。国内では発電用LNGの在庫が前年同期比12.1%減と細っており、構造的な弱さを示す指標は70と緊急水準を保っています。需給改善の動きは出てきたものの、外部コストと備蓄面の重みはなお根強く、週内の北海道の見通し等に注意が必要です。