今日のリスクはどこから来ているか
原油価格が直近90観測平均を上回り、中東海運リスクの警戒情報も続いています。国内では石油と発電用LNGのバッファ低下が構造的な弱さを残しています。
週内リスクは現在値を上回る、原油と海運警戒が焦点
いま読むべき点は、今日の危機度そのものより、週内の見通しが重く出ていることです。現在危機度は43で警戒水準のままですが、今後7日間リスクは58と15ポイント高く、緊急水準にあります。7日見通し内では、5月20日19時の北海道で広域予備率6.1%が最低として示されており、まずこの時間帯の更新が焦点になります。
背景には、外からの圧力と国内の受け止め余地の両方があります。Brent原油は106.1ドルで直近90観測平均を17.3%上回り、中東航路ではUKMTO、MARAD、IMOの警戒情報が続いています。石油備蓄合計は製品換算で6572万kL、発電用LNG在庫は前年同期比8.6%少ないため、構造的な弱さも72の緊急水準に残っています。