今日のリスクはどこから来ているか

原油は直近平均を上回ったままで、中東航路の警戒情報も続いています。国内側では石油とLNGの備えを確認することが、今日の読み解きの中心です。

2026-05-18 06:58 JST
2026-05-18のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒41、今後7日間は注意39、構造的な弱さは緊急72。主な要因は原油市況ストレス、石油バッファ低下、中東海運リスクです。
更新 2026-05-18 06:58 JST 警戒 41

国内の備えを点検、7日リスクは注意水準へ低下

今日の読みどころは、外からの圧力を国内でどれだけ受け止められるかです。急な変化を示す材料より、燃料在庫の水準を確認する局面になります。石油は国家備蓄が4102万kLです。国家と民間を合わせた製品換算の備蓄合計は6572万kLです。発電用LNG在庫は212万トンで、前年同期比では8.6%少なく、構造的な弱さは緊急水準に置かれています。

海外側では、代表的な国際原油価格であるブレント原油が1バレル106.1ドルです。直近90回の観測平均を17.3%上回り、中東航路の警戒情報も継続しています。全体の危機度は前回から横ばいで、今後7日間リスクは注意水準へ下がりました。5月18日19時の東京エリア見通しでは広域予備率が5.6%で、国内の備えと電力見通しの更新を合わせて見る流れです。