今日のリスクはどこから来ているか

原油市況ストレス、石油バッファ低下、中東海運リスクが上位要因です。発電用LNG在庫の前年同期比低下と公式ポータル稼働も補助的な注意材料です。

2026-05-16 20:08 JST
2026-05-16のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒41、今後7日間は警戒52、構造的な弱さは緊急72。主な要因は原油市況ストレス、石油バッファ低下、中東海運リスクです。
更新 2026-05-16 20:08 JST 警戒 41

警戒感は前回から後退、焦点は国内バッファと週明け需給へ

前回より全体の警戒感は和らぎました。現在危機度は41で、前回の49から低下しています。今後7日間リスクも52まで下がりましたが、読み解きの中心は楽観ではなく、どこに注意が残るかです。原油価格はなお直近90観測平均を17.3%上回り、中東航路の警戒情報も継続しています。

国内側では、石油備蓄や発電用LNG在庫が余裕を測る手がかりになります。発電用LNG在庫は212万トンで、前年同期比では8.6%少ない水準です。電力需給は当日よりも数日先の見通しが焦点で、5月18日19時の東京で7日見通し内の最低広域予備率が5.6%となっています。