今日のリスクはどこから来ているか

原油価格が直近90観測平均を上回り、中東の海運警戒も続いています。国内では石油備蓄、当日の電力予備率、発電用LNG在庫が重なって警戒水準を支えています。

2026-05-14 06:40 JST
2026-05-14のエネルギーリスク見取り図。現在は警戒44、今後7日間は緊急62、構造的な弱さは緊急72。主な要因は原油市況ストレス、中東海運リスク、石油バッファ低下です。
更新 2026-05-14 06:40 JST 警戒 44

原油高と中東海運リスクで警戒、週内の電力需給にも緊張感

現在危機度は44で「警戒」です。国際原油の代表価格であるブレント原油は106.1ドルとなり、直近90観測平均を17.3%上回っています。中東の主要航路では複数の航行注意や警戒情報が続き、輸入燃料に頼る日本のエネルギー環境に外からの圧力がかかっています。

今後7日間リスクは62で「緊急」です。5月13日から20日までの電力需給見通しでは、北海道で5月15日19時に広域予備率が-1.8%まで下がる見込みです。発電用LNG在庫は212万トンで前年同期比8.6%低く、次は電力需給の更新と中東航路の警戒継続を見ます。