構造脆弱性
日次の危機度とは別に、日本が平時から抱えるエネルギー安全保障上の構造的な脆さを評価します。 この指数は月次で更新され、短期的な変動ではなく中長期の脆弱性を示します。
構造脆弱性指数
60
緊急 前月比 同水準表示 足元危機度との差 +15
2026年7月時点の構造脆弱性は 60 (緊急)。足元の現在危機度 45 を 15 ポイント上回っており、平時でも下振れ耐性が薄い状態です。
注意: この指数は日次危機度(現在 45)とは独立しています。
足元危機度との差 +15 で、短期スコアが落ち着いていても構造面の脆さが先に残ります。
日次危機度との違い
現在危機度
足元の状況。毎日変動。
構造脆弱性
中長期の構造的脆さ。月次更新。
両者は独立しており、混同しないことが重要です。
構造脆弱性が高い状態で外部ショックが起きた場合、
危機度は急速に上昇します。
構成要素
原油中東依存度
原油輸入の 84.1% を中東に依存。
横ばい
83
LNG 調達先集中度 (HHI)
LNG 調達先集中度は HHI 換算で -。
横ばい
68
LPガス輸入依存度
LP ガス需要の 65.9% を輸入で賄い、中東依存は 0%。
横ばい
48
発電用天然ガス依存度
発電電力量の -% を天然ガス火力が占める。
横ばい
60
備蓄対輸入比
石油の在庫・備蓄は概ね 225 日分、総合バッファ指数は 75。
悪化傾向
34
電源構成の柔軟性
ガス火力依存から、電源構成の柔軟性はまだ限定的。
改善傾向
52
都市ガス・家庭燃料の代替性
家庭燃料価格と LP ガス依存度からみると、代替余地は改善途上。
改善傾向
64
構造脆弱性の推移
構造脆弱性について
特に負荷が大きいのは 原油中東依存度 83、LNG 調達先集中度 (HHI) 68、都市ガス・家庭燃料の代替性 64 で、原油輸入の 84.1% を中東に依存。
前月比較は同水準表示です。電源構成の柔軟性 52と都市ガス・家庭燃料の代替性 64 に負荷緩和の兆しがありますが、公開データだけでは、前月比の変化を断定せず兆しとして扱っています。
履歴では 2026年2月 から 2026年7月 にかけて 60〜70 のレンジで推移しています。